スノー グース2008-06-06イングリッシュローズは、どれもきれいな花と香りと四季咲き性と耐病性を持ち合わせた平均点以上のバラ。ただ、どれか飛び抜けたバラと言われると、すべて満点に近いジェントル ハー マイオニー、セプタード アイル、アブラハム ダービー、花の美しさのフェア ビアンカ、香りのエブリン、シャリファ アスマあたりだと思う。そして、ツルバラのスノー グース、これは完全四季咲きで香りもあるという極めて貴重なツルバラ、一部ではオースチンの最高傑作ではないかと言われている。 3m程度のしなやかな枝に、4cm程度の小さなかわいい花がびっしり咲いて、ジャコウの香り、秋まで何度も咲き続け、トゲも少なく、強健で病気にはまったくかからない、日陰も気にしない、本当にツルバラの理想像をオール満点でクリアしたおそらく唯一のバラだ。たとえて言うなら、ノバラに四季咲き性をもたせた感じ。snow gooseは、白雁の意味だが、イギリスなんで雪のような白とマザーグースの合成語かもしれない。 最近大流行のイングリッシュローズからは、まだ一つもバラの殿堂入りはしておらず、たぶん有名どころでメアリー ローズかグラハム トーマスがそのうち入ると思うが、もしかしたらスノー グースかもしれない。それだけ、すごいバラだ。 2008-06-13 イングリッシュローズの白のツルバラ、スノーグースもほぼ満開。まだ2m程度だが、ノバラのような感じの細い枝を何本も伸ばし、小さな真っ白の花をいっぱいつけている。こんな感じで秋まで何度も返り咲く貴重な四季咲きのツルバラ。 右側のピンクはマサコ、左下のピンクはセント セシリア、右下のピンクはヘリテージ。 2008-07-30 ツルバラのスノーグースは、ツルではめずらしい完全四季咲き。ノバラをかわいくして四季咲きにしたみたいで、房咲きを晩秋まで何度か繰り返す。香りもいいし、病気にはかからなくてとっても強健。唯一の弱点は夏場は花持ちがイマイチなぐらいだけど、誰も成し得なかった四季咲きのノバラと考えれば画期的なツルバラ。 2008-09-27 スノー グースは、ノバラを四季咲きにしたようなツルバラ。2,3mぐらいまで伸びる細い枝にびっしりと白のかわいい花が咲き、ジャコウの香り、とげも少なく、ほんとにノバラそっくり。それでいて、何度も返り咲くのだから、さすがオースチンだ。 2009-11 かわいらしい白い小さな花と黄色のしべ、ジャコウの香り、春から秋まで周期的に一気咲きする。花柄をとらないと、ローズヒップもつける。さすがに秋なので少し黒点にかかってるかな。 2010-6 3m近い細めの枝が何本も伸びて、埋め尽くすように咲きそろう。 2010-8 暑さの中でも、きちんと返り咲く。花は小さいけれど、花付きもいいし、香りもいいし、強健だし、四季咲きのツルバラとして重宝する。 2010年11月下旬 2011年6月中旬 3mぐらいのツルが四方に伸び、春は、小さなかわいい白い花がびっしりと、ジャコウの香りもふんわりとただよう。その後も、周期的にしっかりと咲く。トゲも少なく、病気にはかからない。花数が多いし、小さいので、花柄とりが大変、でも取り残してローズヒップがなるのも一興。欠点のないバラ。 2011年11月上旬 完全四季咲きの白のツルバラ。花は小さいが香るし、花付きもよく、病気にもかからず強健、トゲも少ない、秋にはローズヒップ。小さい花が好みなら完璧なツルバラ。 まあ、不精者には、花柄とるのが面倒なんだけど。 2012年6月中旬 花は小さいが、花数と四季咲きはよい。 2013年6月中旬 2014年6月上旬 小さいけどムスク香、よく咲き、強健。 2014年9月下旬 小さい花だけど、つるバラなのに四季咲き。 2016年6月上旬 2017年6月上旬 2020年6月上旬 ジャンル別一覧
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